今日から2月、はじめのブログは軽い記事で、と思いながら朝6時過ぎに起きたら、いきなり、後藤健二さんが殺害されたようだとのニュースが目に入ってきました。
私は、後藤さんを直接は知りませんが、今回の事件の中で流れてくる情報を見ていて、日本のためにも惜しい人を亡くしたと思います。ご冥福をお祈りします。
本件については内閣総理大臣声明も出されていますが、私は、朝、安倍首相が、寝起きのためなのか、泣いたためなのか、腫れぼったい眼をしたままカメラに向かって話しているのを聞いていて、若干違和感を覚えたところがありました。
首相が言っていたことは、それだけを見れば、明らかにおかしな点はなかったと思います。しかし、後藤さんは昨年10月ごろには(そして、湯川さんはもっと以前から)イスラム国に拘束されており、それを政府は把握していたこと、加えて安部首相が中東に行くことについて、外務省は止めたのに、希望して行って、問題を指摘されている会見を行ったこと(もっとも、「外務省は止めていた」との情報自体、外務省の防衛的リークの可能性があります。)などを考え合わせると、モヤモヤしてしまうのです。
首相が中東に行かなくても、イスラム国はいずれ身代金を要求するなどしてきたのかもしれませんが、首相の動きがなければ、後藤さんの問題は、国家間の対立の反映という形にはならず、個人レベルの問題として、別な解決の方向があり得たのではないかと想像をしてしまいます。
また、安倍さんは、「テロとの戦い」を強調しますが、戦略の最上は、戦わずして勝つことにありますし、テロ行為を正当化する口実を与えないこともリスク管理上重要なところ、安倍さんがよく考えて中東を訪問しているように見えないうえ、今回の事件を理由にして、日本が積極的に国際紛争に関与しようとしているようにも見えるあたりも、私がモヤモヤする理由の一つです。
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