2015年4月3日金曜日

弁護士会周りの事務手続きの非効率

 4月1日から所属する事務所を変わったため、昨日、今日と手続きに回った。
 弁護士会へ登録事項変更届をしなければならないのはわかるが、その手数料が2000円というのは、どんなコスト計算なのかしらないが、高すぎないだろうか?
 ちなみに、事務所を変わったことにより身分証明書を再発行するためには、更に3000円以上の手数料を支払わなければならない。

 また、手数料はかからないものの、弁護士協同組合や法テラスなどへの届出が、それぞれ必要になる。同じ弁護士会館の中に事務所があるのだが、それぞれに変更届を出さなければならないのは、なんとも非効率だ。
 弁護士の所属事務所に関する情報はもともと日弁連が公開しているのだから、事務所の異動など、公開されている情報の変更については、弁護士会が関係する機関に情報を提供するようにして、ワンストップサービスを実現することは容易なはずだ。
 ワンストップサービスにより、それぞれに変更届をださなければならないという非効率な状況の解消と情報の不整合の可能性を減らす効果が見込まれる。2000円もの手数料をとるのだから、見合ったサービスの提供をしてほしい。
 もちろん、中には、情報提供をしてほしくないから全て自分で手続をしたいという人もいるだろうから、弁護士会での変更届に、ワンストップサービスのための情報提供を望まない場合にマークする欄を設ける必要はあるだろうが、多くの弁護士にとっては、手間が省ける方が望ましいのではないだろうか。

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